初心者にもわかりやすい!おすすめの論語の本

本を読む人

以前、勤めていた会社の社長に「人生で一度は読むべき本は何ですか?」と聞いたところ「論語」という答えが返ってきました。

 

「成功者はみんな論語を読んでいる。今すぐ論語を読みなさい」と。

論語を読んだことがなかった私は、さっそく本屋に論語の本を買いに行きました。

以来、論語が私の人生の教科書となりました。

 

 

論語とは何か?論語の魅力

孔子の像

「論語」は2500年前の中国の思想家・孔子の弟子たちによって書かれた、孔子の名言集のような本です。(私は孔子が書いた本だと思っていた…)

 

「論語」や「中国古典」と聞くとちょっと堅苦しいイメージですが、孔子の言葉はどことなく柔らかく、愛情に満ちています。

 

孔子の教えの中で、最も軸となる言葉が「仁」です。

「仁」は人それぞれ捉え方は違いますが、一言で言うと「愛」のようなものです。

相手を思いやること、まごころを持って接すること、人が人としてあるべき姿。

 

生きていく上で大切なことを、教えてくれるのが「論語」です。

 

仕事や人生で悩んだ時に、ストンと心に落ちていくような、前向きになれる教えが論語にはあります。

 

 

論語の入門書としておすすめの本

活字が苦手な人におすすめの論語の本

 

論語絵本表紙

 

森華さんの「論語絵本」という本です。

この本は、すべての章に切り絵風のかわいいイラストが描かれていて、論語を絵本のように楽しむことができます。

 

論語絵本

書き下し文には全てルビが付いていて、現代語訳もわかりやすい単語で訳されているので、中学生や高校生にもおすすめです。

「よろこび」「はたらく」「いきる」などの、テーマごとにまとめられているのもわかりやすいです。

 

また、「論語」とは何か、誰が書いたのか、孔子はどんな人だったか、などの基礎情報もちゃんと載っています。弟子の紹介も細かく丁寧に書かれていておもしろいです。

 

 

 

解説が充実のわかりやすい論語の本

 

私がはじめに買った論語の本は、齋藤孝さんの「声に出して読みたい論語」という本です。

声に出して読みたい論語

この本は声を出して読むことで、論語を体に染み込ませることを目的としています。

そのため、書き下し文にはルビが付いていて、大きく読みやすくなっています。

 

声に出して読みたい論語

そして全ての章ごとに、著者の解説も付いています。

この解説が非常にわかりやすく、現代のよくあるシチュエーションに置き換えて考えることができるので、難しい論語もすんなり理解できるようになっています。

 

 

 

小説が好きな人におすすめの論語の本

 

「やっぱり論語は難しそう…」という人におすすめなのは、下村湖人さんの「論語物語」です。

論語物語

孔子や弟子たちのやりとりを物語にして論語の言葉を解説している、ちょっと変わった論語の本です。

「論語」は孔子の言葉を弟子たちがまとめたものですが、おそらく孔子と弟子はこのような会話を交わしていたのだろうと、リアルに追体験できる内容になっています。

 

弟子たちの人柄は人間味があっておもしろいし、孔子の言葉はまるで自分に語りかけてくるようで、論語の原文以上に心に刺さります。

短編小説を読むような感覚で、論語が理解できる画期的な本です。

 

 

 

そんな論語の中から、心に響いた言葉

 

仁(じん)遠からんや。

我れ仁を欲(ほっ)すれば、

斯(ここ)に仁至る。

仁は遠いものか?自分が仁を求めれば、仁はすぐそばにある。

 

人の己を知らざることを患(うれ)えず、

人を知らざることを患う。

自分をわかってもらえないと嘆くより、人を理解していないことを気にかける。

 

君子は和して同ぜず、

小人は同じて和せず。

君子は人と協調するがやたらとつるまない。小人はよくつるむが協調性がない。